寂しいオンナの夜のおとも

オットが北海道に出張中。
話し相手がいなくて時間をもてあましてしょうがない。自分一人だと思うと料理をするのもおっくうだ。あんまり食欲もない。ご飯を炊くのめんどくさい。バイトからかえってきたら早々にお風呂に入って缶チューハイで晩酌してさっさと寝る、という夜が続いている。


私はなにかおつまみがないとお酒が飲めないタチ。だからチューハイをあける前には必ずなにか一品用意するのだけど、暑いからできるだけ火は使いたくないし、お皿も汚したくない。でも何か食べたい。チューハイが冷たいからできればあたたかいもの。


そんな私の強い味方が、茨城県下最大のスーパーチェーン・カスミの焼き鳥。
1本50円。鳥皮ねぎま、砂肝、モモ、つくねと5本買っても250円。これをオーブントースターで表面がカリっとするまで焼いて、七味唐辛子とレモンをたっぷり搾って食べる。うーん、たまらないね。まるでゴムをかんでいるかのような鳥皮の歯ごたえと、口の中にむわーーーんと広がる化学調味料のうまみ。このつくねなんか、どんな挽き肉使っているかわかったモンじゃないわね。でもいいの、安くて簡単だから。こないだ3本100円という激安価格に惹かれてジャスコの焼き鳥に浮気しちゃったけど、肉は固いし、私の大好きな鳥皮はないし、化学調味料風味にも今ひとつパンチがなかった。やっぱり焼き鳥はカスミが最強!


しかし、そんな最強なカスミの焼き鳥も3日も続くとさすがに飽きてくる。次なるバリエーションは、カスミで一袋130円の「野菜炒めカット」とキムチ、100g88円の豚コマを買ってきて、ちゃちゃっと炒めて半熟の目玉焼きをのっけると、あら不思議。居酒屋の定番メニュー豚キムチよ。
でも、これだとまな板やら包丁やらフライパンなどの汚れ物がでるのでカスミの焼き鳥ほどのお手軽感に欠ける。そこで私は、野菜・肉・キムチを3倍にしてでっかい中華鍋でまとめて作ってタッパーで冷蔵しておく。そしたら、向こう3日間は豚キムチが楽しめるという寸法だ。私ってかしこーい。そんなわけで、今夜が3日目の豚キムチ


私はそこそこお料理好きだと思っていたけど、自分一人だとほんと、どうでもいいのね。
ちなみに、一人になってからの私の夕食は
1日目 カスミ焼き鳥、ゆでトウモロコシ
2日目 カスミ焼き鳥 冷や奴
3日目 カスミ焼き鳥 ポテトチップス
4日目 豚キムチ ゆでトウモロコシ
5日目 豚キムチ ちくわ
......というメニュー。荒んでいる。メタボまっしぐら。さすがに心配になって、昨日はドラッグストアでマルチビタミンサプリメントを買ってきた。


37歳の寂しいオンナが一人で晩酌するときに、手軽でおしゃれで美味しいおつまみってなにがあるかしら? このままだと男おいどんになってしまいそうよ。一人晩酌を愛好するの熟女の皆様、おつまみはどうされています? できれば低カロリー、ローコストで、カスミで手に入る食材でできるもの。