ガッツの使命感
秋の特番にやたらとガッツ石松が出ている。はなわが彼をネタにした曲asin:B00023GSBU、現在プチブレイク中らしい。しかし、なんか、最近のガッツには作為を感じるんだなあ。「プリンセス・プリンセスの略称はプリプリ、ではドリームズ・カム・トゥルーの略称は?」「ドリンセス・カムンセス」などといった珍言・迷言は、紛れもなくガッツの天然ボケなんだろうけど、ここんとこ彼は「あ、オレってけっこうおもしろいのかも。おもしろいこと言わなきゃ」と、変な使命感を抱き始めたようだ。「天然ボケっぽくしよう」と、周囲の期待に応えようとやたら頑張っている感じがして痛々しい。おもしろいこと言おう、とガッツが考え始めた時点で、それはもう全然おもしろくないんである。こうなったらもうただの「ボキャ貧なおっさん」にしかならない。早晩、「天然(のふりをした)ガッツ」は消費しつくされ、無惨に忘れられることだろう。無邪気に天然でいられたガッツ、なんの屈託もなくガッツを楽しんでいた私たちのあの幸福はもう戻ってこないのだ。はなわ、てめーのせいだ。罪は重い。