えびせんマンガ

ガラスの仮面

友人が持病の治療のため入院することになった。一ヶ月の予定だそうだ。外科的な治療はなく、主に点滴と内服薬による治療。食生活や行動に特に制限はないので、比較的気楽な入院だそうだが、退屈で退屈で死にそうだというので、「ガラスの仮面」1〜20巻を持ってお見舞いに行った。
実は彼女、この不朽の(そして未完の)名作をまだ読んだことがないそうで。「はまるよ〜」「やめられないよ〜」と前置きして渡したら、宍戸碇、もとい、案の定、最初の一日で20巻を読み尽くしたらしい。「早く続き持ってきて〜いますぐ!!」と催促されたが、少しじらして、来週持って行ってやろう。「はやく元気になってシャバに帰ってたら続きを貸してあげる」っていうのもアリかな?
それにしても、マヤと亜弓さんの対決はいつ決着が着くんだろう? 20世紀中には完結するのか? と騒いでいたのも今は昔。21世紀になって終わる気配はない。作者の美内すずえは怪しげな新興宗教にハマッてしまったという噂も耳にするし。とにもかくにも私の目が黒いうちになんとかケリをつけてもらいたいもんである。