うるうる

ラヴソング

ここ数日「映画たくさん観るぞモード」に突入中。CSで「チョコレート」と「スタンド・バイ・ミー」を観て、ネットで購入した「ラスト・プレゼント」「ラヴソング」を観て、今日はレンタルで「私にも妻がいたらいいのに」「吠える犬は咬まない」「ガラスの城」を借りてきた。

「チョコレート」は2度目。オスカーを取ったくらいだから、しんみりほのぼのの、ヒューマンドラマ的な内容を想像していたけど、けっこう過激なセックスシーンとかあって意表をつかれる。観るたびにどうしようもなく重く辛い気持ちになる作品。ラストのハル・ベリーの表情がいつまでも心に残る。


スタンド・バイ・ミー」はもう10回くらい観ていて、ほとんどのシーンを覚えているくらいだけど、今は亡きリバー・フェニックスが「君は僕が守ってあげる」というシーンは何度観ても泣けますなあ。リバー・フェニックス、惜しい俳優だった。(って、実は彼の作品はこれしか観てないんだけど)


イ・ジョンジェ様と韓国の吉永小百合ことイ・ヨンエ主演の「ラスト・プレゼント」。実は、日本で公開されたときに観たんだけど、その時の印象は「うわ〜、べたべたのメロドラマやなあ。ここまで泣きツボをぐりぐりされると、ちょっと素直に泣けないわ。それに主役の俳優、地味なルックスよねえ」なんて思っていたのが、のちに「情事」でジョンジェ様にとろけまくてから観ると、最初から最後までおもいっきり感情移入、鼻が詰まって息が出来なくなるくらい泣いているんだから私の涙腺もずいぶんいい加減である。しかし、私だったらジョンジェみたいな夫を遺して先立つなんて、死んでも死にきれないよ。絶対化けて出てやる。


レオン・ライマギー・チャン主演の「ラヴ・ソング」。これ、すっごい好き。泣ける。ちょっと前になーんの予備知識もなくCSでたまたま観て、あんまりいいんでびっくりして、慌ててDVDを買ったもの。あとで調べたら公開時、香港の映画賞を総なめにした名作の誉れ高い作品だった。レオン・ライの田舎モンっぷりがいいんだよなあ。ラストシーンは何度観ても泣ける。映画全編に流れるテレサ・テンの優しくはかなげな歌声がまたいいんだ。いいんだよお〜。いい! サントラ欲しいなあ。


で、いまさっきソル・ギョング主演の「私にも妻がいたらいいのに」を観おわったところ。ソル・ギョングと言えば、絶叫&熱演の、どちらかというと暑苦しいタイプの俳優さんだけど、この作品はすごく淡泊でシンプルな役。結婚したくてしたくて肩に力が入りまくっている情けないサラリーマンをとてもキュートに演じている。こんな役も出来るんだなあ。幅広いなあ。相手役は今をときめくヨン様主演の「スキャンダル」にも出ていたチョン・ドヨン。この女優は化粧と衣装でものすごい美人になったり、むちゃくちゃダサくなったり、変化自在だ。ちょっと前に観た「ハッピー・エンド」では、
むちゃくちゃ過激なベッドシーンもあったなあ。今回は、ATMの監視カメラに向かって愛の告白をするシーンがとても可愛かった。



「ほえる犬は噛まないは「殺人の追憶」の監督のデビュー作らしい。「殺人の追憶」は多分私の今年のベストワン。期待度大。明日も観るぞ。