余韻冷めやらず

ジョンジェ舞台あいさつ

はあ.....生ジョンジェ様に拝謁賜った慶びの余韻から未ださめやらぬワタクシ。
あまりにも夢見心地で、なぜ、今自分がお米研いだり、トイレ掃除したり、洗濯物たたんだりしているのかが理解できない。日常世界に適応できない。私が今いる場所はここじゃないわよう! 私はジョンジェのそばにいるのよう!

食欲もない。ジョンジェのあのほほえみを目の当たりにしたあとで、ご飯とみそ汁とサンマの塩焼きと昨夜の肉豆腐の残り、なんて、そんな低次元の食べ物なんか食べられないわ。しばらくはなんにも食べたくない。彼との甘美な思い出だけで生きていく。食事なんてしてられっか。


オットに「いかにジョンジェがかっちょよかったか」「いかにジョンジェが優しかったか」「いかにこの日を待ち望んでいたか」「いかに私が感激したか」をとくとくと説いても、「ふーん」「はあ」などと、気の抜けた返事しかしやがらない。ったくもー、もっと身を入れて聞けよな! 一緒に感動しろよな! フラストレーションが募る一方なので、「ああ!ステキだったよね! サイコーだったよね!」とファンサイト経由の方々とメールを打ちまくり、それだけでは飽きたらず、昨日、バイト先のなんにも事情を知らない学生に「韓国にイ・ジョンジェって俳優さんがいてね、私は彼のファンでね、きのう彼が来日してね、私、会ってきたんだけどね、んもう、それはそれはステキでステキでね......」という話を聞かれもしないのに延々と聞かせてやった。バイトの女の子はいい子で「わあ〜そうなんですか、よかったですね〜。私もその俳優さん、見てみたいなあ〜と、」にこにこしながら聞いてくれた。うむ。満足満足。