やりきれない

今日から11月。今年もあとわずか。なんか、この一年はいやなニュースばかりだ......

今回のイラク人質殺害事件についてのあれこれ。亡くなった香田さんのご家族のコメントがなんともやりきれない。ご家族に対して誹謗中傷の電話をかけてくる輩がいるらしいが、ホント、ケダモノだよね。悪意の表出にためらいを覚えないこの空気が心底気味が悪い。

そして、4月の人質事件の際、猛烈なバッシングを受けた人質とその家族のことを、やはり考えずにはいられない*1。香田さんの家族のように、ひたすらに自分を抑え、謙虚に、慎ましく振る舞わなければ、同情するに値しないのだろうか。ある特定の思想的背景がある(らしい)というだけで、あれほどまでに排除されなければならなかったのか。世論というヤツは、マスコミで流布される断片的なイメージだけであれほどまでに冷酷になりうるものだろうか。

考えれば考えるほど、書けば書くほど凹んでくるので、もうこの事をwebで書くのはやめようと思う。まあ、頭に血が上りやすいのは毎度のことだけどね。

ただ、昨日の日記のコメント欄http://d.hatena.ne.jp/tokori/comment?date=20041031#cに、ねねこさんという中学生の女の子が書き込んでくれたコメントがとてもうれしかった。毎度毎度しょーもないことばかり書きつづっているヘタレ日記ではあるが、続けていてよかったと思った。

*1:このとき感じたことは、この辺http://www.geocities.jp/tokori105/kako-nikki0404.htmに書いてあります