ダイアナ妃の告白

日テレの「ダイアナ元皇太子妃の告白テープ」という番組を見た。

いや〜、よくぞ、こんなテープが残っていたもんだ。びっくらこいたよ。しかも、公共の電波で流してしまうとは!*1 ここまで晒していいのか?と、ヨソの国ながら心配になるほどだ。ロイヤル・ファミリーもそんじょそこらの芸能人もまったく同じ扱いでマスコミの餌食。毎度のこととはいえ、このあけすけぶりはすごい。不敬罪って英国にはないのだろうか?......と思っていたら、この番組のコメンテーターが、英国人は「我々の税金で王室を養っているのだから、我々は王室の情報を知る権利がある」と思っている人が多いというようなことを言っていた。なるほどね〜。考えてみれば、私たちも菊の御紋のあの一家を「養っている」んだから、もっともっと、いろんな情報の公開を求めていいのよね。


それにしてもダイアナ妃! なんとまあ、波瀾万丈な生涯なんだろう。あまりにも波瀾万丈・ドラマティックすぎて、壮大なネタかと思ってしまうくらいだ。家族の愛情に飢えた幼少時代、若くして最高のセレブ・皇太子妃となるも、結婚当初からの夫の不実、プライバシーの侵害、王室の重圧に悩み、苦しみ、孤独に耐えた日々、そしてあまりにも悲劇的な最後。享年36歳。


ダイアナ妃のことを思い出すにつけ、頭に浮かぶのは我が国のプリンセス・雅子さんのことである。輝くキャリアウーマンだった彼女も、結婚してからというもの、どんどん輝きが色あせ、意気消沈してしまい、いまやすっかりヒッキー状態である。ほんとにどうなっているんだろう。大丈夫なのだろうか。


今日の結論。
この先、どんなに請われても、いくら積まれても、絶対に王室・皇室なんかには嫁がないぞ! と心に決めた私である。頼んでもムダよ。


しかし、若く美しいダイアナの美貌を持ってしても、ついにチャールズの心をつなぎ止めて離さなかったカミラってすごいな。どこにそんな魅力があるんだろう。ちょっと興味ある。

*1:あまりにも衝撃的な内容のため、英国本国では放送されず、アメリカで放送されたらしいが