おにぎり一個

23日に起こった新潟の大地震。時間がたつほどに被害の大きさが明らかになってきた。交通手段が寸断され、援助物資の運搬もままならないという。

ある避難所では一回の食事がおにぎり一個だけだったというニュースを聞いた。
その「おにぎり一個」に、食いしん坊の私は、避難民の方々の切なさ、心細さをほんのわずかだが理解することができた。

家族の安否は? 仕事は? 学校は? これから住む家は?......失意と不安のただ中で、口にすることができる食事がつめたいおにぎり一個だなんて。うどんでも豚汁でも、簡単な料理でいいから、せめてほかほかと湯気の立つ、温かいものをおなかいっぱい食べてもらって、食事の間のほんのひとときだけでも、ほっとしてもらいたいものだ。

最初の地震で、生後2ヶ月の赤ちゃんが亡くなったというニュースにも胸がつぶれる思いがした。

ようやくつぶらな瞳を開いて笑ったりぐずったりしはじめるようになった生まれたばかりの我が子を、まさか地震で喪うことになるなんて思いも寄らなかったことだろう。

なんにもできることはないけれど、わずかながら義援金を送ろうと思う。

追記

はてなポイント義援金を送ることができるシステム→http://d.hatena.ne.jp/hatenacontrib/
手軽で迅速。スバラシイ。送っておきました。一日も早い復興をお祈りいたしております。