砂時計

オットがいない日の夕食は一人焼き鳥で一杯というのが定番になりつつある。
昨夜もカスミで買った一本60円の焼き鳥とウメッシュで一人宴会しながら、イ・ジョンジェ出世作の韓国ドラマ「砂時計」を見ていた。


や、ヤヴァイ......。かっこよすぎる! ジョンジェの一挙手一投足がいちいち脳天に突き抜けるほどかっこいい。このかっこよさはヤヴァイ。体に毒だ。


ジョンジェの役どころは、ヒロインを黙って見守る静かで一途で激しい愛を秘めた寡黙なボディガード。セリフはほとんどないんだけど、ここぞというときに出てきてヒロインを救う。ヒロインが落ち込んでいるときは、うしろからそっとショールをかけてやる。柱の陰から、車の中から、そっとやさしくヒロインを見つめる、ジョンジェの、あの瞳、瞳、瞳!!!
韓国の女性がこの時のジョンジェにメロメロになったというが、大納得。はあ......ため息。


あ、ジョンジェ以外でも、このドラマはなかなかおもしろい。70年代・朴独裁政権時の韓国の学生運動の雰囲気なども描かれていて、日本の「安保モノ」が好きだったりする私にはかなりツボ。放映当時、韓国では連日高視聴率をたたき出し、このドラマの開始時刻には駅のホームががらがらになったという「君の名は」*1現象が起き、「『砂時計』ではなくて『帰宅時計』だ」と言われたという伝説の名ドラマとなっているそうだ。連続ドラマを見るのは久しぶりだけど、これは頑張って見るぞ〜。なんてったって、毎月3150円*2も払ってるんだからね!

*1:昔、ラジオドラマ「君の名は」が放映された当時、その時刻になると銭湯がガラガラになったという伝説

*2:KNTVの視聴料。高いよ......