おすすめレシピ本

割合で覚える和の基本
割合で覚える和の基本
この本買ってから、最近の我が家の夕食は和食一色。昨日は白菜と豚肉の煮物とほうれん草のおひたし、その前はそぼろいも、今夜は里芋の煮転がしである。だしポットもフル稼働。


レシピ本一冊買ったら、2,3品をレパートリーに加えればそれでモトは取れたようなもんだが、この本は買ってまだ2週間しか経たないのにもう11品も作ってしまった。なんといっても材料がシンプルなのと、作成過程の説明が完結にして丁寧。写真も美しく、字も読みやすい。肉じゃがとかきんぴらとか切り干し大根の煮物とか、ものすごく基本的な料理ばかりなんだけど、レシピ通りに作ると、びっくりするくらい美味しくできる。


私は今まで料理にかなりお砂糖を使う方だったんだけど、この本では甘みは味醂のみ。味醂だけで上手に使えばきちんと甘みはつくのよね。今まで砂糖使いすぎだったな。ともかく、久々に「お料理って楽しい!」という気持ちになれるレシピに出会った。我が家のバイブルになりそう。


ついでに、私が普段愛用しているレシピ本を一冊ずつご紹介。
まずはこの一冊。

  1. しあわせの沖縄料理―アンマーたちの元気でおいしいオキナワン・レシピ

しあわせの沖縄料理―アンマーたちの元気でおいしいオキナワン・レシピ
数年前、土浦の公民館で沖縄料理講習会の講師をしたときに参考にしたのがこの本だった。正統派の沖縄料理を作ろうとすると、こっち(本土)では材料の入手が困難だけど、この本は、比較的入手しやすい材料を使って、沖縄の家庭でごくふつーに食べられている沖縄料理を紹介している。テーゲー*1なウチナーンチュが作る料理は、実際は、目分量手分量、調理方もビジュアルもかなりワイルドだったりするんだけど、この本のレシピは、見た目や味が、ネイティブな味を壊さない程度にほどほどにオシャレ。タコライスとかジーマミー豆腐とか、外食専門だと思っていた料理も、家庭で簡単に作れることがわかってびっくり。沖縄の人気のレストランガイドもついていて、かなりお得な一冊。沖縄料理に興味がある方はぜひ。

レシピ本情報求む!

レシピ本マニアのワタクシ。実際に料理をしている時間よりもレシピ本読んでいる時間の方が長いくらいだ。けっこうな冊数のレシピ本を持っているけど、ほんとうに使い込んでいる本はそのうちの1割もないんだよね。「当たり」の本に出会うのはなかなか稀なんである。みなさんが愛用しているレシピ本は? お気に入りの料理研究家は? 情報求む!

*1:てきとう、いいかげん