面と向かって言うことかしら?

文中リンクとトラックバックってどう違うの? 


blog初心者の頃、私もそう思っていた。最近は自分でサイトを持っている人ならほとんどアクセス解析をしているから、どっかで誰かが言及していれば、ちょっと調べればすぐにわかる。私が発表した文章に関して、どっかで誰かがなんか言ってるという点では、リンクもトラックバックも同じ。決定的な違いってなんだろう?


blog形式にし始めてしばらくたって、なんとなくわかるようになった。
トラックバックっていうのは、作者へのメッセージなんだな。文中リンクより、より明確で積極的なメッセージ。


私はあなたの文章を読んでこう思いました。読んでね。あなただけじゃなくて、周りのみんなも読んでね。私が考えていることを知ってね――と、作者に直接顔を合わせてはっきり伝えるようなもの。


そのトラックバックが批判的なものであれ、好意的なものであれ、作者(およびそのサイトに集う不特定多数の読者)が必ず目を通すということを十分意識して言及するわけだから、そうそう不用意なことは書かないはずだ。作者に読まれて困るようなことなら最初から書かないし、作者以外の誰にも読まれたくない場合は、自分のサイトで作者にだけわかるようにリンクを貼るか、個人的にメールすればいい。


昨日の日記について [晴]晴れの日もあるのReiko Katoさんから以下のトラックバックをいただいた。

と、いうことはアレですか、義父な方は、齢(よわい)57にしてオット様をお作りになったと……すごい。上原謙並み。
http://www.mypress.jp/v2_writers/reiko_kato/story/?story_id=1166142

ふつーさー、こういうコト、面と向かって言う? 私だけならまだしも、他の人もたくさん見ている前でさ〜。確かにうちの義父は高齢者だし、オットはずいぶん年いってからの息子だ。珍しいかもしれないけど、別に恥ずかしいことじゃない。けど、この描写ってあまりにも失礼じゃないだろうか? 


自分のサイトで書くだけなら「陰口」の類として聞き流すけど、わざわざ私や私の周囲の人にはっきり聞こえるように、面と向かって言われたら「ちょっと、そーゆー言い方、ないんじゃない?」と言いたくもなるわ。


我が家の家族構成や環境など、読まれて困るようなことは書かないようにしているし、指摘されていることは事実だから反論はしないけど、でも、とても不愉快。書きぶりからして、無邪気に悪気になく書いていることは察するけど、まともな神経を持った人なら、こんなこと面と向かって言われたらムッとすると思うよ。少なくとも、私はムッとしたから。