甘〜い在庫調整

メリーチョコレートの詰め合わせ缶をいただきました。
何種類ものチョコレートがぎっちり詰まっていて、次はどれにしようかな〜とあれこれ迷いながら食べるのが楽しみ。缶のデザインもレトロでかわいらしいですね。空き缶はどうやって使おうかしら。


私は「ザ!チョコ!」って感じのぎっちり濃厚なチョコそのものの味よりも、ストロベリー味とかホワイトとかクッキーのチョコがけなどの「チョコレート+α」の方が好きです。
だからこの詰め合わせの中でも、砕いたアーモンドが入っているものやさくさくのウエハースタイプのものばかり好んで食べていました。


ある日、お茶を飲みながら缶の中身をごそごそやっていたオットが
「おかしいなあ、この詰め合わせ、チョコの種類に偏りがあるぞ。ミルクチョコレートやビターチョコばかりたくさん入っている」
と言い出しました。
「あ、それね。クッキーのやつとかウエハースが好きだからたくさん食べちゃったんだ」
と私が言うと、オットは深々と嘆息して
「ほんとにとこりって計画性がないよな。今さえ良ければそれでいいのかよ。食べ方に理性と秩序ってもんがないんだから」
とぶつぶつ言いながら、缶の中身を全部出して数合わせをし始めました。


「一人で同じ種類のばかり食べないで、すべての種類をまんべんなく同じ数だけ食べていけば、あとになって同じ種類のばかり残ってつまらない思いをすることはないでしょ。好きなものだけ食べたいのはわかるけど、どうしてもそればかりを食べたいのなら、せめて残りの数が偶数個になるように調整してみてよ」
そして、種類別・数別にチョコレートを並べ、
「現時点ではこのキャラメルチョコが残っているから、まずこれから食べよう。あと、このアーモンドチョコは3個残っているから、1個とこりが食べていいよ。そしたら2個残って、二人で1個ずつ食べてちょうど同時になくなるからね」


そうやって、この缶入りチョコを食べるときはいつも二人一緒。毎回食べるたびにこまかく数量調整してくれた結果、現在の在庫はこんな感じです。


見事に偶数で残っていますね。二人で同じ種類を一個ずつ食べればどれも同時になくなる計算です。さすが。すばらしい。数がきっちり揃うって気持ちがいいなあ〜。


で、今日はオットが留守なので、私のおやつはこうなります。


へへへ〜。これでオットの在庫調整はおじゃんです。
いいじゃんねえ? 好きなものを好きな数だけ食べたって。もっとおおらかに生きようぜ!