ハム太郎の試験

そんなわけで、うちのハム太郎昨日の日記参照)のハム免許の試験(正確には第4級アマチュア無線技士試験)が日曜日にあったのでした。
この試験の難易度はかなり低く、よほどのことがない限り落ちないということです。一度合格すれば生涯有効。就学前の子どもでも受かるので、合格した後に申請する免許証の写真が5歳のときのまま、オッサンになっても使い続けなければならないという笑い話があるくらい。


オットも「当日、会場に行く電車の中でささっと参考書読めばいいだろう」くらいに思っていたらしいです。しかし、「誰でも受かる」と言われている試験に落ちたらけっこう恥ずかしいので、一応下準備を......と、試験3日前に過去問題集を見て、真っ青になったそうです。


な、なんすかこれ?

中学生の頃、物理だったか化学だったかの時間にこれと似たような図式を見たような気がするけど、あれから幾星霜、その意味はおろか存在すらも忘れていたのに......。マジかよ参ったな。全然わかんねーよ。就学前の子どもでも合格するってホントかよ!


自分で「チョーーー楽勝」と豪語していた試験に落ちたら面目まるつぶれです。ネット上のアドバイスでは、「とにかく計算や理論は一切無視して、過去問丸暗記に徹すること。そうすればほぼ受かる」とのことだったので、ともかく過去問集を必死で丸暗記をはじめるオット。しかし、意味のわからない記号や計算式を「丸暗記」するのもけっこうつらい作業です。オッサン、脳みそ固くなってるしね〜。


行きの電車の中で問題集を見れば見るほど「受かる気がしない」と不安になりまくっていたオット。会場に着くと、親や先生に引率された子どもばかりで、「子どもでも受かる」というのはやはりほんとうだったんだ、と思ったそうです。こーんなハナタレ小僧たちに負けるわけにはいかない。絶対受からなきゃと、最大級のプレッシャー。


試験は「法規」と「無線工学」の2種類。どちらも12問中8問とれば合格です。試験終了後、すぐに答え合わせができ、合否がわかります。オットの結果は......





合格。
なんだ、つまんねーな。私としては、とっておきの日記のネタができるので、むしろ落ちてくれた方がおもしろいと思っていたのですが。


さすが仕事で法律をかじっているだけあって、「法規」はほとんど勉強せずに11問正解。なんだよ、やっぱ楽勝だな〜と「無線工学」の答え合わせをしたら、12問中8問正解でギリギリクリア。「不正解が4問になったときは冷や汗が出た」と言っていました。


ちなみにせんせいに引率されてきたちびっこ達は開始後20分くらいで余裕で問題を解き終えて続々と退場していったそうです。すげえな。


なにはともあれ、無事合格。おめでとうさん。今度はアキバに行ってGPS機能付きのかっちょいい無線機を買ってくるんだと張り切っています。なんだよ、結局道具好き? とりあえず、この日記を読んでおられる方でアマチュア無線技士の有資格者はどのくらいいらっしゃるのかしら? うちのハム太郎が開局した暁にはFBなQSOをよろしくお願いしますね〜。73*1

*1:無線用語。FB=すばらしい QSO=交信 73=さようなら