沖縄の名字(コメント欄への応答)

珍しい名前、変わった読み方、沖縄の場合は姓も変わったものが多いから名前では苦労しますね。たまにテレビで悪いことして捕まった人の名前が「島袋」とか「比嘉」とか「金城」だったりしたら、一発で「あ、うちなー!」ってわかっちゃいますよね。まあ、比嘉とか金城ならまだ本土の人も読めるだろうけど、「勢理客」「仲村渠」「喜屋武」なんて名前だと、本土に出たとき大変だろうなあと思います。まあ、すぐ慣れますかね。あるいは一発で名前を覚えてもらえるので営業職の人なんかは有利かも。

使う漢字や読み方に凝るのは、ある程度まではほほえましいけど、親の思い入れがあまりにも前面に出過ぎているデコラティブな名前は、周囲から見るとやっぱりちょっと恥ずかしいですね。以前テレビで「はじめてのお使い」を見てたら、海「まりん」、洋人「よっと」という兄妹が出ていたけど、これも、親の趣味モロ出しって感じでなんだかなあという気がしました。「まりん」ちゃんに「よっと」くん、カナヅチだったらどうするよ。

追記

個人的な趣味をいえば、まわりがみんな伝統的な名前をつけていたわたしの小さいころならば、新奇な名前もいいだろうが、みんなが競ってかわった名前をつけたがる昨今では、古臭い名前のほうがかえって新鮮である。ということで、女の子なら子のつく名前がいいねぇ、やっぱり。

これは実に同感。
うちのオットの名前も「太郎」って字面だけ見ると妙に新鮮。「これ、太郎でいいんですか? ほかの読み方があるんですか?」と聞きたくなってくる。いまもっともナウい(死語)のは、イネとかツルとかトミ子などのクラシックな名前。トラディショナルが断然おしゃれ! というわけで、もし私に子供ができたら、女の子なら「カマド」*1、男の子なら「田吾作」にします! そして本名で芸能界デビューさせる。女の子ならモー娘。へ。男の子ならジャニーズへ。いいなあ、カマド萌え〜♪とか田吾作ヲタとか。

*1:沖縄のおばあの定番の名前