新大久保の思考回路

客寄せヨン様

新大久保で、kuriさん、kuriさんの妹さん(お二人とも仕事で上京中)、千代子さん、私というスーパー熟女軍団で食事会。場所は新大久保で人気の韓国料理の店「ハレルヤ」カムジャタン(ジャガイモと骨付き豚肉の鍋)、チャプチェ、チヂミ、そしてなぜかミミガー。どれもおいしかったっす。


熱狂的なイ・ビョンホンファンであるところの妹さんと、イ・ジョンジェファンの私が「ビョンホンのここがステキ!」「いーや、ジョンジェの方が!」「ビョンホンの子犬のような瞳が!」「ジョンジェの太陽のような笑顔が!」と、熱いバトルを繰り広げる。その他、「サーヤの婚約と黒田さん」や「田原俊彦の凋落」「野村義男の復活」「昔好きだった芸能人」などの重要案件について語り通す。充実の夜だった。


新大久保の裏通りを歩きながら、私が
「このあたりにはラブホが多いねえ。さては表通りの焼肉屋でしこたま焼き肉を食べて腹ごしらえしたカップルがそのままこのラブホになだれ込むっていう寸法ね。うまくできているのねえ。むふふ」
とエロオバハン丸出しのコメントをしたら、千代子さんが
「でも、このあたりのラブホはビジネスユースが多いんですよ」
と言う。なんかこの会話、前にもしたような気がするなあと思っていたら、私は千代子さんと新大久保に来るたんびに同じ事を言うらしい。ほかに考えることはないんかと、自分で自分が情けなかった。


写真はどでかいヨン様ポスターが正面玄関にディスプレイされている焼肉屋。もちろん、ヨン様とは何のゆかりもない。理容室の青と赤のねじりん棒がぐるぐる回る看板みたいに、そのうち日本中の焼肉屋や韓国料理店でヨン様のポスターを配置するようになるのかも。