一発芸
風邪引いた。
私の風邪は、「のどの痛みステージ」→「頭痛・だるさ・発熱ステージ」→「鼻水ステージ」と来て、「咳・痰・声の変化ステージ」で終了である。今朝からのこの最終段階に入ったようで、しきりに咳が出て痰が絡む。声なんか別人28号である。この段階になるともうすぐ回復のサイン。体調はどんどんふつうに戻っているのだけど、傍目から見たら一番風邪っぴきらしく見えるので、あちこちで「風邪? 大丈夫?」と聞かれる。病人らしくいたわられるのはちょっとうれしい。ムフ。
咳・痰とともに訪れる声の変化。これが自分でおもしろくてしょうがない。毎回信じられないくらい低くしわがれたハスキーボイスになるので、これがチャンスとばかりに、しょっちゅう
「コンバンワ、モリ、シンイチデス」
「だんしんぐおーるないっ! 言葉にすれば〜♪」*1
「HU〜 翼の折れたエンジェール♪」*2
と一発芸をかまし、「おおお、そっくりだ!」と、一人で悦に入っている。
しかし、「モリ、シンイチデス」の物まね芸も最近とんと見かけなくなったねえ。最近の若い子は森進一の出ている歌番組なんて見ないだろうから、私がいくら上手に「モリ、シンイチデス」とやっても通じないかもしれない。しわがれ声の芸能人の物まねっていまは誰なんだろう。
ちなみに風邪の第3段階、「鼻水ステージ」の時には、鼻づまりの特性を生かして
「こんにちは〜 淳子です」*3
「黒柳徹子です。徹子の部屋へようこそ」
の芸を披露するんだけど、これも通じるかどうか。
てゆうか、私の一発芸古すぎ。化石だよ。