北国のコーヒー

つくばエクスプレス初乗車を諦めて、常磐線で出張に向かったオット。出張先は北国A県のH市。宿泊先のホテルからさっき電話がかかってきて、そのとき聞いた話。


A県H市。電車は一時間に一本。駅ビルらしき建物もなく、本屋もCDショップもファミレスも、ものの見事になーーーーんもない街だそうだ。


かろうじて駅前にドトールがあったので、とりあえずコーヒーを、と思い、中に入った。


オット「エスプレッソのMをください」
店員「あの〜、このエスプレッソというコーヒーは、苦くて濃くて小さいコーヒーですが、それでもいいですか」
オット「......あ、それで結構です」


いいなあ。北国のドトール。店員さんの小さな親切。私もそこで苦くて濃くて小さなコーヒーを飲んでみたい。