とっさのひとこと

今月いっぱいで現在のバイト先が閉店してしまうので、新たなバイト先を探してさまようワタクシ。
私ってほんと、仕事運ないわ〜。今度のバイト先は続けられそうだと思ってたのになあ。
考えてみれば、今年になって行きつけの美容室もつぶれちゃったし、バイト先もつぶれちゃったし、私って「必殺店潰しオンナ」なのかもしれない。私に気に入られた店、ご用心よ。


それはそうと。昨日、ふらふらお散歩してたら、「近日開店! キッチンカフェ○○ オープニングスタッフ募集」の貼り紙発見。おおっ、ここなら家から徒歩5分だし、カフェビジネスって興味あるし、時給も悪くないし、いいかもいいかも♪


さっそく家に帰って連絡先の番号に電話。
「はい。カフェ○○です」
「初めまして。とこりと申します。スタッフ募集の貼り紙を見てお電話差し上げました。応募したいのですが」
「そうですか。ご希望の勤務時間帯は?」
「平日のランチタイムならいつでも」
「平日のランチタイム......ってことは学生さんじゃないんですね」
「はい、主婦です」
「失礼ですが、おいくつですか?」


Σ(゜□゜;


「さ、さんじゅうよんですっ!」


うわーっ。ごめんなさい、ごめんなさい! ワタクシ、生まれて初めて、自分の年齢を


サバ読んでしまいました。


若い人向けのおしゃれなカフェって、ビミョーな年齢制限があるような気がしたんです! ちょっとでも若い方が心証いいような気がしたんですう!!


とっさにサバ読んでしまったので動揺してしまう私。どどどどどうしよう。干支とか聞かれたら? 34歳の干支ってなんだろう? トリ? ウサギ?


電話口の向こうの受付の人は
「34歳......う〜〜〜ん......」
としばらく口ごもった後、
「責任者に伝えた後、追ってご連絡しますね。でわ〜」
と電話を切りました。


あの口ぶりじゃ脈なしだわ。新規オープンのカフェだもの、やっぱぴちぴちフレッシュな20代の女の子がいいわよねえ。どーせ、私は35ですよ。来年年女ですよ。


しかし、あのまま面接受けてたら、一歳サバ読んだ罪悪感で挙動不審になっていたかもしれんなあ。断られてかえってよかったかも――と千々に乱れる乙女心。ま、はたから見れば35歳も34歳もいっしょなんだろうけどさっ!