なきゃなきゃ年末

うちのオットはクリスマスとか、バレンタインデー、ハロウィンなどという洋モノイベントにはほとんど興味を示さないが、正月となるとがぜん張り切るのである。


年賀状はかっなっらっず元旦に届くように書き上げて投函するし、お飾りは30日までに出せ、鏡餅のてっぺんにダイダイをのっけるな*1、三が日の間は必ずお屠蘇を飲むんだ、お正月の間は家族のとり箸はそれぞれの干支が印刷された干支割り箸でなければならない、お雑煮の具はにんじん、ごぼう、大根、小松菜、鶏肉、なると、餅が必須アイテム......などなど「○○でなければ」という掟がいろいろあってやかましい。だいたいオットは小松菜が苦手で、普段私が料理しても全然食べないくせに、お雑煮には小松菜が入っていないとダメだという。なんだそれ。そして7日にはもちろん七草がゆを食べる。


「一生懸命作ってもどうせ余るし、そもそも私はあんまり好きじゃないのよね〜」という理由で私が去年から市販品でごまかすことにしたおせち料理も、私と結婚する前はオットが27日頃から数の子を水につけて皮をむいたり、古釘入れて黒豆を煮たりして、せっせと作っていたという。


というわけで、クリスマス以降は
「掃除しなきゃ」「お歳暮配りに行かなきゃ」「あれしなきゃ」「これしなきゃ」
と「なきゃなきゃ」ばかり言っている我が家。今日は換気扇の掃除をして、ジョイフル本田でお飾りを買ってきた。明日は収納庫のがらくたを整理して大掃除しなきゃ。干支割り箸も買って来なきゃ。

*1:神様のよりしろである鏡餅。てっぺんは天から降りてきた神様がよっこらしょ、と座る場所なので、ダイダイやみかんを飾るのは間違いらしい