さんたさんへのてがみ そのさん

さんたさん おひさしぶりです。つくばの とこりです。
はやいもので ことしも もうおりかえしちてんですね。
さんたさんは そろそろ くりすますにむけての じゅんびを はじめているころだとおもいます。
とこりも ことしの くりすますにむけて いろいろ けいかくが あるのです。
どんなけいかくか ぜひ さんたさんに しってもらいたいので おてがみかきました。
さいごまでよんでね。


さんたさんしっていますか? 
にほんでは さいきん ぶろぐ というものが はやっているのですよ。
ぐらびああいどるの まなべかをりや やくるとの ふるたかんとくも ぶろぐをかいています。このまえつかまった ほりえもんも ぶろぐを かいていました。
ゆうめいじんだけではなくて おとうさんも おかあさんも がくせいも こどもも みんなぶろぐをかいています。
ねこもしゃくしも ぶろぐをかくじだいなんです。


もちろんとこりも もうなんねんも まえから ぶろぐをかいています。
とこりのぶろぐは とっても くだらなくて ゆうめいです。
あまりにもくだらなくて たまに「いたい」とか「さむい」とか といわれます。
ぶんしょうは ちっともじょうたつしないし あくせすも いつまでもぱっとしません。


まなべかをりは とこりよりぶろぐれきはみじかいくせに すごくにんきもので「ぶろぐのじょおう」とよばれています。
まなべが ぶろぐをこうしんすると あっというまに とらっくばっくが なんびゃくもつくのです。
あまりも にんきがあるので りっぱなたんこうぼんになって しゅっぱんもされたんだそうです。
そしたら そのほんが たくさんうれて いんぜいがっぽがっぽなんですって。いいなあ。


それにひきかえ とこりは ぶろぐをかきはじめてもうすぐ6ねん。
とらっくばっくなんて めったにつかないし たまについたら「★★★むっちりじゅくじょと むりょうで であいませんか?★★★」とかいてあったりして がっくりなのです。
もちろん しゅっぱんのはなしなんて ぜんぜんこないし おかねはいちえんもはいってきません。
なんだかさびしいなあ。
にんきものになりたいなあ。


とこりは どうしたら じぶんのぶろぐが にんきものになれるのか いろいろかんがえました。
そしたら とってもいいかんがえが うかんだのです。


はい さんたさん。
ここからとってもだいじなはなしをしますからね。
みみのあなかっぽじって ちゃんと きいてね。


とこりとおなじような しゅふのひとのぶろぐには よく そのひたべた おりょうりや おかしのしゃしんが のっています。
おりょうりやおかし といっても やさいいためとかっぱえびせん とかじゃないんですよ。
るくるーぜのおなべでつくった しちゅーと てんねんこうぼのぱん などです。
おいしそうなおりょうりが おしゃれなしょっきにもられて にわでさいた はーぶやおはなといっしょにうつっていて まるで えはがきみたいに きれいです。
このぶろぐとか とってもきれいでしょう?


このさいとみたいに きれいでおいしそうな おりょうりのしゃしんを たくさんのっけたら せかいじゅうの おりょうりずきな しゅふのみなさんのはーとを しっかりつかんで あっというまににんきものになれるとおもうのです。
とらっくばっくも たくさんついて あくせすもどんどんふえて 「とこりさんの ぶろぐって とってもにんきがあるらしいですね。うちでほんにしませんか?」とかいわれて とこりのぶろぐが ほんになって あいのるけいちよりもたくさんうれて いんぜいがっぽがっぽ になるかもしれません。


そこで とこりは はりきって じぶんでつくったおりょうりやぱんを せっせとしゃしんにとって ぶろぐにのっけているのです。
だけど とこりがとったしゃしんは どれもこれも はやみもこみちなのです。
あ まちがえた いまいちなのです。
えはがきみたいに おしゃれできれいなしゃしんをとりたいのに とこりがとると こんなふうになってしまいます。


いったいどうして こんなふうに いけていない しゃしんばかり とってしまうのかなあ?
どうしたら えはがきみたいになれるのかなあ? 
とこりは いっしょうけんめい かんがえました。
そして とこりのしゃしんに たりないものを はっけんしたのです。


これです。


とこりの しゃしんにひつようなのは これなのです。
いまでとこりがつかっていたのは 4ねんもまえの りゅうこうおくれのでじかめだったので せっかくのとこりのおりょうりのうでや げいじゅつてきせんすが ちっとも いかされていなかったのです。
ふるいでじかめのせいで おいしいろーるけーきのしゃしんが うちくびにあったさんたさんみたいな ぐろいしゃしんになってしまっていたのです。
なにもかも ぜんぶ かめらのせいなのです。


さんたさん。
とこりはいままで さんたさんに こんなものや こんなもの いろいろ おねだりしてきましたね。ずいぶん よくばりさんみたいです。
きっと さんたさんも(;´Д`)マタカヨ......と うんざりしていことでしょう。


でも さんたさん おもいだしてください。
とこりが さんたさんに おねだりするものは ぜんぶ よのためひとのためのものだったのですよ。
とこりが ほんとうに ぶつよくにまみれた ごうよくおんななら
「しゃねるのふくをください」「ぷらだのかばんをください」
とおねがいして じぶんだけが いいきぶんになっているはずです。


でも とこりは わっふるめーかーで わっふるをやいて かぞくやおともだちにごちそうしてあげたし るくるーぜのなべで おりょうりをつくって かぞくやおともだちにごちそうしてあげています。


とこりがおねだりするものは いつも よのためひとのためにやくだつものなのです。
ただただ かぞくやおともだちに よろこんでもらいたいだけなのです。
みんなのえがおが みたいだけなのです。
こういう きもちのことを じんるいあい というのだそうです。
まざーてれさ と ちょっとにているかもしれません。


こんど とこりがおねだりしている EOS Kiss デジタル Welcomeキット 89,800円も これで きれいなおりょうりのしゃしんをとって ぶろぐにのっけて ぶろぐのじょおうになって いんぜいがっぽがっぽになれれば でんきだいに ふじゆうしなくなるので りびんぐの はくねつとうを つけほうだいにしていても おっとのしんぞうが ばくばくすることはなくなります。
おっとも とこりも へいわで けんこうなせいかつを おくることができます。
でんきだいをはらって それでもいんぜいがあまったら ぜんぶ うしくのだいぶつさまの おさいせんにして せかいへいわをおいのりするつもりです。


ほらね とこりのおねだりは いつでも よのためひとのためになっているでしょう。


さんたさん とこりは ことしやくどしで とってもとっても ひどいめにあったんです。
しらががふえて しわもふえて けあながひらいてしまいました。
よのためひとのために にちや ふんとうどりょくしているのに こんなにひどいめにあうなんて。
ことしのぜんはんは ほんとに さいあくだったけど そのぶん しもはんきは きっといいことがあるにちがいないと とこりは しんじているのです。


さんたさんが とこりのしらがやしわやひらいたけあなをみて ふびんにおもうのなら
ことしのくりすますには とこりのくつしたに EOS Kiss デジタル Welcomeキット \89,800を いれておてくれるよね? 
しんじていいよね?


とこりのねがいを かなえてもらったら とこりは まいにちはりきって おりょうりをつくって しゃしんをとって きっこのぶろぐの 100ばいのあくせすを ねらいます。
ほんのしゅっぱんがきまったら おびの「すいせんのことば」は さんたさんに かかせてあげます。


あらら もうこんなじかん。
かめらのほかにも めもりーかーどとか さんきゃくとか こうかんれんずとか いろいろおぷしょんもおねがいしたいところだけど きょうはこのくらいにしておきます。


わすれないうちに てちょうに とこりのおねがいを めもしておいてね。
なにかおもいだしたら また そっこーで おてがみかくからね。


じゃあ おやすみなさい。


いつまでも さんたさんをしんじている
とこりより
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