大人サイコー

日記を更新していない2週間の間に2㎏太ったとこりです。こんにちは。(柿柳先生風に)


聞いてくださいよお客さん。今日はバイトがお休みだから、ゆっくり朝寝坊するぞ〜と思っていたのに、とんでもない悪夢を見て飛び起きちゃいましたよ。


夢の中でワタシは高校3年生で、下校時間で、友達と家路についている途中。
「○○○ってドラマ、おもしろかったね〜?」と話しかけたら、
「とこり、よくドラマなんか見てる時間あるね」「余裕だね」とクールに返されるのだ。

はっと気づけば、ワタシが知らない間にみんなはすっかり受験態勢で、あちらこちらの大学から願書を取り寄せたりいろんな模試を受けたりしている、というのだ。


え〜、いつの間に! とワタシは焦って、友人が持っている受験参考書を借りて読んでみると全然ちんぷんかんぷんで、しかも願書の締め切りは今月いっぱいということになっていて、どうしようどうしようと泡食って家に帰って、泣きながらGoogleで「今からでも間に合う 受験」「絶対合格する 参考書」などのワードで付け焼き刃インフォメーションをリサーチしている、というところで汗びっしょりで目が覚めた。


目が覚めてしばらくも、心臓がドキドキしていて
「そうか、夢を見てたんだ。ワタシはもう大人で大学受験なんてずーーーっと昔の話で、受験勉強なんてぜんぜん関係ないんだ。勉強なんてしなくていいんだ!」という事実を何度も何度も確認して、ようやく血の気が戻ってきたような気がした。


「みんなにおいていかれちゃう!」「落ちこぼれちゃう」という焦りと恐怖は、すごく生々しくて、大学受験から18年も経っているというのにずいぶんとプレッシャーになっていたんだなあと今更ながらにため息が出ましたよ。三十路をとうに過ぎたいまになっても、宿題やってない! とか、授業に全然ついて行けない、テストの問題が全然解けない、という夢をよく見るから、ワタシの「落ちこぼれ恐怖症」は相当なもんだったのだ。てゆうか、夢の中でもググってるなんてワタシのGoogle依存も相当なもんだよ。


おばさんになると、肌につやはなくなるしおっぱいはたれてくるし成人病も心配になってくるけど、でも、少なくとも受験勉強はしなくていい。すばらしい! 大人サイコー! 大人バンザイ! ああよかった36歳で。
楽しいな、楽しいな、大人にゃ 学校も試験もなんにもない♪(ゲゲゲの鬼太郎風に)


というわけで、履修漏れ騒動で目の前が真っ暗になっている受験生の諸君には心よりお見舞い申し上げます。がんばれよ。涙は心の汗だよ。