クリームチーズ最強

傷口はしっかりふさがっているし、くしゃみをしてもせきをしてもズキーンとくるような激痛はすっかり遠のいているんで日に日に回復しているのかと思いきや、手術前とまったく同じように家事をして外出したりしてると、夕方になってきまって具合が悪くなります。体力落ちてるんだなあ......。


とにかく安静第一と、昨日・おとといは家から一歩も出ずに家事もなるべくオットに任せておとなしくしていたのに、なぜか夕食後にお腹のあたりに怪しげな鈍痛が......。なぜ?? 外出も家事もしてないのに? ひょっとして晩酌で飲んだワインのせいかしら? そういえば、医者をやっている友人が、手術後は養命酒も飲むな、と言ってたっけ。でも、ランチもお買い物ものもできないのに晩酌すらできないなんてむごすぎる。いったいなにを楽しみに生きていけばいいの? そもそも主治医は「飲むな」とは言わなかったから、退院当日から飲んでますけど、これって非常識なのかしら?


そんなわけで、「命をかけて」晩酌している最近の私ですが、ついこないだ、簡単にして最強のおつまみを発見しちゃったんですよ。この味を知ってしまったのでますます晩酌がやめられないんですね。作り方はすっげえ簡単。ソフトドライいちじくを果物ナイフでうすくそぎ切りにして、クリームチーズ(ホイップタイプだと塗りやすい)をこてこてと塗るだけです。


真鍋かをりこの日のブログに書いてあったのをまねしてみたのですが、いやーーー、これが! 怖いくらいワインに合います。イチジクのねっとりとした甘さ、クリームチーズの酸味と塩味、ワインの渋みが奏でる味覚のハーモニー! イチジクの種のプチプチ感も手伝って、食べ始めたら止まらない〜〜。生まれて初めてお腹一杯になるまでイチジクを食べてしまいました。


クリームチーズといえば、太田垣晴子がどこかに書いていた、鰹の酒盗クリームチーズを練り合わせたものもかなりうまいです。ちょっとブルーチーズっぽい味。これは白ワインや日本酒によく合います。 そう言えば、もらい物の瓶詰めの粒ウニをクリームチーズと練り合わせてみたこともあったけど、あれもすっごくおいしかったなあ。クリームチーズ最強。


あ......、書いてたらまた飲みたくなってきた。また具合悪くなるかもしれないけど、飲んじゃうもんね〜! 傷口ぱっかり開いちゃうかしら? いいよ、そしたらカンガルーのモノマネして笑いをとりに行くから。