ファンキーモンキーナンバー

オットの仕事の手伝いで、とあるイベントの出欠ハガキの整理に取り組んでいます。

毎日50通くらいずつ届くハガキに日付ごとにナンバリングして、名簿と住所を照合して、出欠の統計を取るのです。このナンバリングがけっこう大変。


たとえば5月7日に届いたハガキには、すべてに日付番号507をふったあと、一枚ずつ5071、5072、5073......と記入していきます。
5月7日の49枚目のハガキは50749となるわけです。
こういうとき、普通は一回押すごとに自動的に数字が加算されるナンバリングスタンプを使うのでしょうが、こないだホームセンターで見たら5000円もしたのです。年に何度も使わないのにそんな大金払えないわ、てなことで全部手書きでしこしこ番号を書いています。


昨日は連休明けだったので、いつもの倍くらいのハガキが来ました。数えてみたら107枚。
これらのハガキにいちいち5071,5072、5073、5074......と一枚一枚書いていきます。20分くらいかかりました。全部番号を振り終えてから確認してみると、50753、50754、50756、50757となっています。50755がない! ひとつ番号とばしちゃったんだ!
あー、ヘタこいた〜〜orz。


でもそんなのかんけーねー! そんなのかんけーねー! と踊り出すわけにも行かないので、仕方なく番号を修正することにしました。
手っ取り早く50754を50755に修正。すると、それ以前の番号がひとつずつ前倒しになります。
50753が50754に、50752が50753に......末尾の数字に1を足していくのです。かなりめんどくさい。
口の中で「30たす1は31、29たす1は30、28たす1は29......」と足し算しながら修正していって、て、ようやく最後の一枚になりました。5月7日目の1枚目、5071たす1は5072。......あれ? 5071は? 物事のはじめは1でしょう! 1番がなくなっちゃった! どうしよう????


思うに、途中に55番をいきなり挿入させたところに無理があったのです。無精しないで、最初の1枚目から順番に全番号を修正すべきだったんだ。
あー、ヘタこいた〜〜orz。


と、途方に暮れていると、オットが「なに騒いでいるの?」とやってきました。
かくかくしかじかと理由を説明したら、次第に動物園にいる動きの鈍い珍獣を見るような目で私を見つめて、
「困っているんだね......とこりって、かわいそうな人だったんだね......」とため息をつきながら私の頭をなでてくれました。


頭をなでられながら「うん......これから全部の番号ふり直しだよ。もう、がっくり。やっぱりナンバリングスタンプがないからなんだよね。明日買ってくるよ!」
と、最初の一枚から番号をふり直そうとする私を制して、オットは一番最後、507107のハガキを取り出し5071075071と書き直しました。
「はい、これでつじつまが合うでしょう?」


......そ、そうか、そうだったのか!!!! 
なんでもっと早く気づかなかったんだろう。ひょっとして、私、サル? 


「以前から、この人はどうやら頭が悪いんじゃないかなあとは思ってたけど、予想以上だったよ」とオット。いやいや、これはナンバリングスタンプをケチって買わなかっせいだ。さっきwebで調べたら1980円のがあったよ。早速注文するからね!


はい、ここまで読んでいる皆さん、私がどんなあやまちを犯したのか、そしてそれがなぜサル並なのか理解できましたか? そして、最初に番号漏れに気がついたとき、私はどう対処すべきだったでしょう? わからなかったあなたも私と一緒のファンキーモンキーベイビーよ。ウキーーーーッ!