自由っていったい何だあーーーっ??

いけばなのレッスン。悪戦苦闘した投げ入れの基本も一通り終わり、今回は先生が選んでくれた花材を使った「自由花」です。


2種類の花材(アンセリウム、パンパスグラス)を目の前にして、「さあ、これを使って自分の感性で自由にいけてみて」と言われたのですが、お手本もマニュアルもない状態で「自分の感性」なんてあやふやなもので「自由に」やってみろと言われても、アタマは真っ白。何のイメージもわいてきません。わ、わたしの感性っていったいナニ? 「いままでのようにテキストの基本型を忠実になぞっていた方がはるかにのびのびできるような気がします。「自由」がいちばん「不自由」だわ。


ない知恵絞って、いつもよりはるかに時間をかけてしあげたのがこれ。

涼やかなブルーのガラスの器の上で植物がかくれんぼをしているイメージです。アンセリウムの正面の位置やパンパスグラスの傾きの加減などを先生に手直ししてもらいました。先生のアドバイス通りに訂正するととたんに空間の広がりと躍動感が出てきました。さすが先生。尊敬してしまいます。


家に帰って、こんどは「自分の感性」だけを頼りにいけてみたのがこれ。

うーむ、パッとしないなあ。作品名は「てんでバラバラ」。