あなたとむきたい

バイト先の和菓子屋がある建物の裏庭には大きな栗の木が生えていて、いまは栗のみがたーくさん落ちています。栗の実は拾った直後よりは低温でしばらく置いておいた方が甘みが増すそうなので、先月末くらいからせっせと拾って貯蔵しておきました。
今夜はその実を使って、栗ご飯。

熱湯に30分くらい漬けておくと鬼皮がむきやすくなるそうです。鬼皮むき専用の「くりくり坊主」は必需品。

皮がむけたら、さっとゆでこぼして、いただき物の新米に炊き込みます。お酒とお塩でうっすらと香りと塩味をつけて。


炊きあがり〜。


夕飯です。栗ご飯、オットの山形出張土産の「レトルト山形芋煮」、レンコンのペペロン炒め、ほうれん草とニンジンのナムル。クーブイリチー(沖縄風昆布炒り煮)


新米はもっちり、栗はほくほくしてて、ほんのり甘くて、いい香りがして、さすが旬まっさかりの栗ご飯はうまいね!と感激したのですが、栗ご飯、もうしばらくやらないな。だって、4合分の栗の実をむくのに2時間くらいかかるんだもん。よっぽどココロと時間に余裕があるときしかできません。究極のスローフード

お味噌や漬物を作るときは、ご近所さんであつまってそれぞれ作業を手分けして大量仕込みしますよね。みんなでわいわいがやがやおしゃべりしながらイベント感覚で。あれ、楽しそうよね。栗ご飯も、友達何人かで集まって、おしゃべりしながらだとはかどるのになあ。

Hey! You! 今度、俺と一緒に栗の皮むかないかい?
サイコーの栗ご飯、ごちそうするぜ!