テキスト庵10周年記念オフ会

いろんな方々がすでに書かれていますが、ワタクシもテキスト庵10周年記念オフ会に行ってまいりましたよ。行きの電車はketketさんと一緒だったわけですが、「盛り上がらなかったらどうしよう」「知らない人たちばっかりだし」「なんか頭の良さそうな人もたくさん来るみたいだし」「そもそもそんなにしゃべることないし」「てゆうか、最近あんまり日記も書いてないし」「......もうこのまま帰ろうか?」と、「やっぱ来るんじゃなかったモード」マンマンな感じで会場に到着したのですが、予想外に盛り上がりました。しゃべることないよなあ、と思ってたわりに、帰宅したら大きな声でしゃべり続けていたせいでのどが痛かったです。


日頃愛読している日記の方半分、失礼ながらこの日までまったく存じ上げなかった方半分、といったメンバーだったのですが、みなさん、常識的で感じの良い方々ばかりで、楽しくリラックスした雰囲気で談笑できました。


どうも私は酒が入ると「酔っぱらった勢いでこの際聞いちゃうけど!!!」的ノリになることが多く、今回もそのノリで江草さんに「どうしてそんなにアクセスやランキングにこだわるんですか?」「その情熱の源泉はどこから?」「何千何万というアクセスがあったからといって何かいいことあるんですか?」などなど、ガンガンと質問かましてしまいました。しかし、江草さんは、日記の内容とは真逆のタイプのニコニコと穏やかな紳士で、私のぶしつけな質問にひとつひとつ丁寧に真面目に答えてくださいました。ひとつひとつの言葉から「文章を書きたい」「たくさんの人に読んでもらいたい」というまっすぐでシンプルな情熱の一端に触れることができ、感銘しきり。これからも精力的に活躍されることでしょう。


その後も私は「この際だから言っちゃうけど!!」ノリで、「ついこないだテキスト庵に大旋風を起こしたあのイタイ日記の方は一体?」 とか、「中山ヒデはやっぱり許せない!」とか、「34歳の小太りの女性ブロガーが一億円も稼げたのに、私のこのていたらくはなに? 一体どこで人生間違ったの?」とか、ほんと、10周年にふさわしくないただのゴシップネタばかりしゃべっていました。あと、kinopさんい「キャバクラとはどういうところでいくらくらい使ってその見返りはどの程度なのか」「○○○ではいくら使うのか。その際の行動手順はどのようになっているのか」というセクハラ寸前の男性専科な質問にこれまた丁寧にお答えいただき、いろいろタメになる話を聞かせていただきました。ありがとうございました。今後の参考にいたします。


私はくりさん・uyouyoさん・鹿田内りなこさんのきれいどころ三人と(お世辞じゃなく!ほんとに!)一緒のテーブルだったのですが、私とくりさんの漫談モードをuyouyoさんと鹿田内さんがにこにこと大人な感じで(内心呆れていたかも)見守っていてくれました。このテーブル、私以外はみなさんバリバリお仕事されている方ばかりで、やっぱり責任を持って働いている人っていうのは一本筋が通っていてるんだなあ......かっこいいなあ......と、感慨深かったです。あ、筋が通っていると言えば、国立新美術館を設計した黒川紀章の話になって、私が知ったかぶりして「ほら、佐久間良子のダンナよ」って言ったら、くりさんにすかさず「ちがーう!あれは若尾文子のダンナ!」と訂正されました。さすがだ。


帰りの電車ではuyouyoさんと一緒だったのですが、「みなさん、書いていることと実際のキャラクターにあんまりブレがないですね」という見解に一致。会って話してみなければわからないことも多かったけど、おおむね文章から受けるイメージ通りの方々ばかりでした。「文は人なり」とはよく言ったものだ。私も「日記の内容そのまんまの感じの人ですね」って言われたし。あれが私の全キャラだとしたらそれはそれで考え直さなくてはならないのだけど。


いろいろとりとめもなく書いてしまいましたが、楽しくリラックスしたいいオフ会でした。会の途中、管理人の【な】さんが読み上げてくれた電報の数々が感動的でした。涙でそうになりましたよ。テキスト庵という場所があって、いい出会いがあってほんとうによかった。


最後になりましたが、10年間、テキスト庵というゆるくて優しい場所を提供し続けてくれた管理人の【な】さん、会場探しから、メーリングリストの設定、参加者のとりまとめ、会計まで、今回のオフ会開催に関わるありとあらゆる雑事をこなしてくださった幹事のCHARADEさん、ほんとうにほんとうにほんとうに、だいじなことだからもう一度言いますが、ほんとーーーーーに、ありがとうございました。さあ、みなさん、ここでお二人に盛大な拍手を!