へっぽこランナーはいつも半ベソ

目が覚めたら9時。こんな時間まで寝坊したのは久しぶりだ。最近はトシのせいか、「明日は昼まで寝るぞ!」と気合い入れて床についても7時くらいにはどーしても目が覚めてしまう......っつーか、いつも変な夢見て「うーんうーん」ってうなされる感じで目が覚めちゃうんだよなあ。
ちなみに、私が見る夢はいつも同じ要素が含まれている。

  1. 時間に間に合わない。
  2. せっぱ詰まった状況で、大事なモノを忘れる。
  3. みんなが準備万端なのに、自分だけなんにもできていない。

の3つ。夢の中ではいつもいつも「どうしようどうしよう」と焦って半べそかいている私。潜在意識に「ズレてしまうことへの恐怖」が常駐してるんだろうか。いずれにせよ、夢見はあまりよくない。目覚めてホッとするのが常。「夢ならさめないで〜」ってうっとりしてしまうような、楽しい夢が見たいなあ。


昼、オットが立ち上げた「つくば市民大学」での単発講座を受ける。
知的障碍者と共同生活をしながら有機農業に取り組んでいる人、バリアフリー学習会を主催している人、語学コンサルタントをしている人、老人施設でマッサージをしている視覚障碍のある人、障碍者伴走をされているランナーの人、いけばなの先生、歯科衛生士の人......普段の生活ではまず知り合う機会がない人々と、2時間近くのワークショップ。いろんな視野からの話が聞けてとても楽しかった。


視覚障碍を持つ人がワークの間中ずっとケータイを使って何かを入力しているので、「それなんですか?」ときいてみたら、音声付きメモ機能なんだとか。キー入力がそのまま音声で読み上げられて、ちゃんと同音異義語の変換候補まであってびっくり。たとえば「あめ」と入力したら、音声で「雨風のあめ」「甘いあめ」「天照大神のあめ」といくつも候補が読み上げられるのだ。なるほどね〜。その方はこのメモ機能を駆使してワークショップの内容を逐一メモしていた。「このケータイはナビ機能も充実しているんで行ったことのないところに行くときにとても便利なんです」とのこと。常日頃「たかがケータイにいろんな機能詰め込みすぎ! メールと通話ができればそれでいいじゃん!」なんて不遜にも思っていたのだけど、「触常者」の人々は、私たち「見常者」より何倍もこういう機能を必要としていて、恩恵を受けているんだなあ。優れた技術はすべての人に優しい。ハイテクジャパン、バンザイ! 


しかし、考えてみたら、今日集まったメンバーの中で「私は○○○をやっています」と言えるような活動をしていないのは私だけ。ぬるいな、私......おっと、こんなふうに他人と自分をくらべて「○○していないのは私だけ......」と勝手にひがんでしまうのがいつもの私の悪い癖。こういうひがみ根性が夢見の悪さにつながっているのかも?


講座の後、近所の公園を5キロほどランニング。いつもなら5キロならけっこうヨユーで走れるんだけど、今日は4キロを過ぎたあたりから胃のあたりがムカムカして息が上がって大変だった。こんなふうに不調になったのは、以前、激辛カレーをお昼に食べた後に走ったとき以来。そういえば今日のお昼は「辛ラーメン」だったっけ。走る前に激辛系を食べるのはやめておきましょう。
昨日届いたボトルポーチ「yurenikui」を使ってみた。確かに揺れないけど、いったんボトルを取り出した後、元の場所におさめるのにコツがいるみたい。まだまだ試行錯誤。


ボトルポーチもそうだけど、10キロ完走するのがやっとのへっぽこランナーのくせにやたらとグッズを買いまくるもんだから装備だけはかなりいっちょまえになっている。最近気になっているのはこれ。

夏が近づいてくるので日中のランニングには必需品!目からはいる紫外線は眼精疲労やシミの原因になります!!って雑誌に書いてあったんだもーん(←セールストークを鵜呑みにする素直なワタシ)。しかし、このランニングサングラスってやったらと高いんだよね。いちまんえんとかにまんえんとか、なんで? さらに、サングラスかけて走るとなんだかすごくアスリートっぽいっつうか「本気の人」みたいになっちゃうでしょう? サングラスかけてボトルポーチ装着しいるくせに、たかが5,6キロをアゴあげてよたよた走ってるのはさすがに恥ずかしい......。サングラスっていうのは、Qちゃんみたいなマジランナーがフルマラソンの中盤でシャキーンと外してスパートかけるときに使うモンでしょうよ。せめて5キロを30分で走れるようになってから考えよう。


夜、オットの福岡土産の明太子で夕ご飯。白いご飯と明太子、ああ幸せ......。ちょびっとしかないから一腹のタラコを二等分して二人で分けて食べた。オットはもっとガツンと食べたいみたいだったけど、細く長く楽しみたいのよ私は!