セレブエキス注入

昨日はあの食欲大魔人さまのお誘いで、大魔人さまのご友人が主宰されているオハイソ〜なお料理教室に行って参りましたの、おほほ。場所はまたまた南青山ですわよ、おほほ。南青山のセレブマダムに囲まれてのお料理教室ももう2回目。ワタクシってばもう場の雰囲気になじみまくっておりました。もはや南青山はワタクシの庭、いいえ、第二の故郷と呼んでも過言ではないですわね、おほほ。この日、ワタクシは出かける前にストッキングが見あたらなくて「いいや、どうせ靴に隠れて見えないんだし」と高をくくってユニクロの靴下を履いていったのですが、お教室ではスリッパに履き替えなければならず、もんのすご〜く焦ったのでしたが、そんなことは些細なことでございますわね、おほほ。

今回は

  • ほうれん草のパンナコッタ
  • サルシッチャと押し麦のスープ
  • はまぐりとカブのカバテッリ
  • 苺ソースのスフレ・チーズ・ケーキ


などのお料理を習いましたのよ。みなさまサルシッチャってご存じ? サルゲッチュじゃありませんのよ、サルシッチャですのよ。なんでもイタリアのソーセージだそうで、このソーセージの中身をこそげ取って、押し麦と一緒にトマトベースのスープで煮込むんですのよ。南イタリアのマンマの味ですって。トマトのほのかな甘みと酸味tとサルゲッチュじゃなかったサルシッチャから出たエキスが素晴らしいハーモニーを奏でるスープ、ふんわりと柔らかく煮上がった押し麦と一緒に食べると、確かに「マンマの味」という感じの、素朴で優しい味がいたしました。イタリア男性はかなりマザコン度が強いらしく、たいていの人が「うちのマンマの料理が世界一」と思っているそうです。ワタクシもこのスープをマスターすれば、いつでもLEONなイタリア男性と結婚できますわね。むふふ。


お教室を主宰されている田中玉緒さんは、小柄で色白な、大変にチャーミングな女性でした。料理の合間のおしゃべりもとても楽しく、3時間足らずの時間があっという間でした。「聡明な女は料理がうまい」というのは本当ですね。あの若さでお教室を切り盛りなさって、フードコーディネーターとしてもバリバリ活躍されているのに肩に力の入ったところが全然なく、おっとりとしていて上品で、しかも親しみやすく、ああ、こういう人もいるのね〜、と眩しいような思いでうっとりと眺めておりました。


お教室が終わった後には、大魔人さまとヨックモックの本店でお茶しましたの。家でカロリーメイトでお昼を済ませたというオットがちょいとばかり気の毒になったので、おみやげに焼き菓子を買ってやりました。セレブマダムは家庭への気配りも忘れないのですよ。ワタクシのオットは回転寿司でどうしても金皿を取ることが出来ない小心者でございます。せめてこのセレブ焼き菓子(360円)を食べさせてオットにもセレブエキスを注入しようと思いますわ。今度回転寿司に行くときは280円皿を躊躇なく取れるように頑張っていただきたいものです。


お教室に行っていろいろ刺激されたので、最近のヤイタンをご紹介いたします。



シナモンシュガーを巻き込んだレーズンパン
レーズンはラム酒に1日漬けておいたのを使いました。そのせいか焼きたてより翌日のほうが香りがまろやかになっておいしかったですね。軽くトーストして発酵バターを塗って食べました。



ベーグル
「アター」というナンやチャパティを焼くときに使う全粒粉を混ぜたレシピ。いつもより水分が多めのレシピなので生地は扱いやすかったけど、もっちりどっしり感が今ひとつ物足りないかも。


年末年始の暴飲暴食がたたって、ここ2,3年で最高値を記録している我が体重。運動不足を少しでも解消するために最近のパン焼きは全て手ごねです。えいやっ、えいやっと生地をたたきつけたり揉んだり伸ばしたりするのはけっこう汗かくんですよ。ストレス解消にもなるし。



これはおまけ。1月4日の夕食のシチューです。お雑煮用に花形にくりぬいたニンジンの残骸を使って作りました。この時季、あちらこちらの家庭で同じようにリサイクル料理が展開されていることと思われ。