投げ入れ

初めての投げ入れです。花材はスカシユリスグリ
「投げ入れ」という字面から、花器の中にポンポンポンと適当に花材を差し込んでいくのかと思っていたら、枝を細工して添え木を作って花を固定するというかなり図工チックなテクニックを使うのです。自慢じゃないけど、私は図画工作がとーーーーーっても苦手だったのです。「がくしゅうとかがく」の付録だって満足に作れたことがないのに、そんな日曜大工みたいなコトできませーん。


半べそかきながらも、なんとかかんとか仕上げたのがこれです。

ものすごく時間がかかりました。まだまだ不安定で、ちょっとでも動かせばバランスを崩して倒れてきそうです。


角度や枝振りの計算なんか二の次、三の次。とにかく、「花が倒れないように収める」これが当面の目標です。


写真ではよくわからないけど、スグリの赤い実がとてもきれいです。

お稽古の時に「スグリって確か食べられるんですよね?」と先生にきいたら、
「食べられますよ。でも、花材のスグリは食べないでね。農薬だらけだから」と言われました。
私がいかにも食べたそうにしていたのがバレバレだったのかしら。でも、スグリって、とっても美味しそうじゃない?